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ノルマを達成したいなら、ノルマを捨てること (3)

ノルマを達成したいなら、ノルマを捨てること (3)

~ノルマを捨てる理由:無意識(潜在意識)、脳の性質について(2)~

第一回

第二回

前回からの続きになります。前回はまず、無意識の性質の一つ目として

 『無意識は「ない」と言う状態を理解できない』

ということをご紹介しました。

今回の記事で残りをご紹介いたします。

 

■無意識の性質その2. 「無意識は答えがでるまで考えを止めることをしない」

無意識は、意識が考えた「問い」を受け取り、同時に答えを求め始めます。

それは、意識レベルが考えるのをやめた後においても同じです。

意識から受け取った問いを、無意識下ではずっと考え、答えを求め続けています。(無意識なので、もちろん気付かないでしょう)

 

しかし、無意識下でずっとその働きが続いているからこそ、意識レベルにおいて「ある問い」に対して考えることをやめて、息抜きをしたり、意識レベルで他のコトに集中したり、他の考えを行っている時でも、

ふと「思いつく」ことがあったり、「思い出し」たりすることがあるんですね。

 

では、そんな無意識に、「答えがない」問いを持たせてしまったらどうなるでしょうか?

延々と「答えの出ない問い」を抱えるづけるコトになります。

 

悩み、不安、心配…未来におけるそういうネガティブなモノは全て妄想です。未来のことは未来にならないとわかりません。答えがないものです。

しかし、そういうコトを意識レベルで考え、常にそういう不安・悩みを抱え、答えのないものを無意識に問いかけ、刷り込むとどうなるでしょうか?

もちろん、無意識レベルでの思考活動が重なり、答えが出ない問いをずっと止まらずに考え続けますので、精神的に疲れてしまいますね。

それが顕著になると、不安症などからくる心の病気に繋がるという説もあります。

 

「ノルマをこなさなくてはならない…」「ノルマをこなせなかったらどうしよう…」この二つの考えは、

前者は「しないとならない」と言う、ないないの繰り返しを無意識に刷り込むことになります。何かを生み出す考えではないので、延々としないとならない…と言う生産性のない消極的な考えが繰り返されます。

後者は、「こなせなかったらどうなるか」・・・くびにでもなるのでしょうか?減俸にでもなるのでしょうか?それとも怒られるだけでしょうか?はたまた、何もなく、次のノルマが課せられるだけでしょうか?

少なくとも今時点ではなにが起こるかわかりません。考えても、答えを求めようとしても現時点では無駄なコトです。(その時になれば答えがでますが、それまでそのことを考えていて一体なんの得があるでしょうか?)

 

今回も長くなりましたのでこの辺で。

まさか無意識の性質の説明1つ1つで1記事消費する量にすることになるとは。。。

こんなに書くつもりではなかったのですが、冗長部分もあるかもしれません。お見苦しいところがありましたら失礼。

 

次回は、最後の性質である、「無意識には時間の概念がない/脳は意識の終点を現象化するようにはたらく」ということをご説明しようと思います。

 

今回もお付き合いいただきありがとうございました。